「御手洗(みたらい)」という地名の起こりは、神功皇后が、三韓侵攻の時、この地で手を洗われたという事から、呼ばれるようになったという伝説があります。
もう一点は、901年、菅原道真公が大宰府に左遷されたとき、九州に向う途中で、この地に船を着け、天神山の麓で、口をすすぎ、み手を洗われ、お祈りをしたという伝承が残っています。
現在、この麓に天満神社が祀られ、「菅公御手洗いの井戸」として、深い信仰を集めています。
お正月の書き初めにこの井戸の若水を使うと文字が上手になるといわれています。
江戸時代より風待ち、潮待ちの天然の良港とされていた御手洗は人と情報が集まる要衝地として十八世紀に入って急速に発展した。
四軒の「茶屋」が置かれ花街として歴史に色を添えた遊女達。夕暮れ時、聞こえる三味の音、無数の宿の灯りなど、海面に映える隆盛の輝きは黄金の島にふさわしい景色だったことでしょう。
今は江戸時代の家並みと史跡から伺い知ることが出来ます。
昭和初期のモダン劇場を復元
中は「花道」や、「奈落」、2階部分には「桟敷席」が設けられています。こちらを訪れると、古き良き時代「昭和」の懐古心がくすぐられます。(有料)
使用料 : 1時間 1,600円
収容人数 : 140人(最大)席は畳敷きです。
問合せ先 : 呉市文化振興課 0823-25-3463
過去の使用例 : 大衆演劇、能、漫才、映画他
御手洗を「知る」- 乙女座のすぐ裏
江戸時代、賑わい栄えた港町「御手洗」。どのようにして誕生したのか、どんな町だったのか、どんな文化が育まれたのか・・・ここに来れば御手洗の歴史が丸分かり!(有料)
モノクロからフルカラーに変わるような感動があります。
ガイド人数 | 1名 |
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料金 | 3,000円 |
時間 | 約1時間30分 |
無料貸出用車イス、ベビーカーが各2台ずつ有ります。
お申し込み、お問い合わせは御手洗休憩所(電話:0823-67-2278)までお気軽にどうぞ (要予約:1週間前)